2018/11/28 ブログを更新しました

ヨガの喜び-要約 第一章 心と体の秘密-第三段階 生気活用法(プラナヤマ)11ブラマリイ他

 

⑧ブラマリイ
【目的】
・体内の霊性の声を聞き取るために静かな場所で行うとよい

【順序】
1、正しい座法で座る
2、鼻からブーンと蜂のような音をたてて息を急激に吸ったり吐いたりする

別の方法として

1、両手の親指で両耳をとじ、鼻から息を吸い込む
2、できるだけ長くクンバク、そして息を吐き出す

⑨酸素吸収法(カバラバテイ)
【目的】
・老衰を防止
・神経および分泌腺を浄化
・冷えからくるすべての病気を治す

【順序】
1、冥想の座法で座る。背筋と首をまっすぐに伸ばす。
2、鼻から息を吸い込み、お腹を急激に突き出す。突き出したらすぐ腹部の筋肉をゆるめ、お腹をひっこめながら、鼻から少しずつ息を吐き出す。
3、この呼吸を繰り返し行う。吸う息よりも吐く息をていねいにすること。

⑩心身安定の呼吸法
【目的】
・背中の左右筋肉からこわばり、ゆるみの差がなくなる
・全身の筋肉が柔軟になるため心身のゆがみが解消される

【順序】
1、両足を30㎝くらい開き、背筋を伸ばして立つ。あるいは、きちんと正座する。どちらの姿勢でもよい。
2、鼻から完全呼吸法で息を吸い、クンバク。
3、両手を腰にあて、クンバクしたまま、上体を左右にできるだけねじる。この運動を左右に3回ずつ、静かに、リズミカルに行う。
4、上体を前後に曲げる。クンバクはそのまま。
5、もう一度、左右に上体をねじる。
6、手は腰にあてたまま、できるだけゆっくりと息を吐き出していく。

この呼吸法は、精神統一のあとの心身をくつろがせる効果がある。

クンバクしたまま状態を前後左右にゆさぶることを「揺動法」といい、心身が安定する。