2018/11/21 ブログを更新しました

ヨガの喜び-要約 第一章 心と体の秘密-第三段階 生気活用法(プラナヤマ)7完全呼吸法

 

④完全呼吸法
【目的】
・呼吸コントロール法とプラナヤマ法の基本
・呼吸法の根本

【順序】
1、腰幅に足を開いて立つ。あるいは正座する。
2、鼻から息を吸う。まず、横隔膜が押し下がるくらいに、肺の下の方に息を吸い込む。こうすると腹は前にふくらむ。
3、つぎに、胸を大きく広げ、肺の中ほどに息を吸い込む。
4、さらに息を吸って、肺全体に空気を満たす。
5、肩を上げて鎖骨のあたりに息を吸い込む。この時、下腹部は少しへこむ。

一連の動きを連続して行い、横隔膜から鎖骨までの胸全体を静かに下から広げていく。

6、息を少しだけもらしてから、数秒間クンバク(息を止める)。コツは、まず肺一杯の空気を少し吐くと同時に、下腹部に押し込むというつもりで行う。次に、肩とみぞおちの力をぬいて、腰、下腹部に力を入れ、残りの息は少し残しておく。舌は上あごにつけ、精神統一する。
7、お腹をひっこめながら息を吐き出す。ただ吐き出すのではなく、足と腹筋に力を入れながら、息を身体から絞り出すようにする。姿勢はやや前かがみになる。
8、8割ほどの息を吐きだしたら、腹と足の力を少し緩め、背筋を伸ばしていくと自然に息が入ってくる。