2018/11/17 ブログを更新しました

ヨガの喜び-要約 第一章 心と体の秘密-第三段階 生気活用法(プラナヤマ)5胸腹式呼吸

 

人間は生まれると同時に息を始め、息が止まるとき死ぬ

呼吸こそ人間の生命の源

「息をすること」はそのまま「生きる」こと

深く長い息は健康によいため、「長息」が「長生き」を意味する

緊張したり興奮したりすると、体が前屈姿勢となり、無意識に呼吸が浅くなる

心をリラックスする訓練法と同時に、姿勢を正しくする訓練法も必要

ヨガの呼吸法とは、すべて胸腹式呼吸

西洋式体操で行う胸式呼吸より、多量の酸素を取り入れることができる理想な呼吸法

「笑い」、「あくび」、「気合」、「歌うこと」は腹式呼吸の典型

腹式呼吸では、腹の底まで息を吸い込み、深々と呼吸する

「笑いは百薬の長」と言われるのは、楽しみ、くつろぎ、自然な呼吸法をやっているから

あくびは、酸素不足になった脳に酸素を送り込むための自律的に働く心身のバランス維持能力の現れ

腹式呼吸で大切なのは、気持ちを丹田に集中すること

上半身、とくに首、肩、ひじの力を抜き、完全な脱力状態にしておく

呼吸練習のコツは、体全体をくつろがせ、自分がゴム風船になったようなつもりになること

吸う息は身体全体をゆるめながら吸い込み、吐き出すときには身体全体で絞り出すようにする

息を吸うときは胸をできるだけ広げ、吐くときには腹を強くひっこませる

力むことは厳禁で、力むと血管怒張で頭痛などの異常状態になる

 

(出所:ヨガの喜びP119)