ヨガの喜び-要約 第一章 心と体の秘密-第三段階 生気活用法(プラナヤマ)4頭の栄養
調気法では、頭でとる栄養にも気をつけよ、と説く
人間は、自分の頭のなかにあるものだけを材料にして、ものごとを考える
真実でない知識、事実と違うことが頭に入っていると、当然間違った判断をしたり、迷いが生じる
風邪で熱が出た際、「熱が出るのは悪いこと」という知識しかない場合、「熱さましの薬を飲もう」となるが、熱には、出した方がよいものと、冷やした方がよいものがある
体について正しい知識がないと、体を壊す結果になる
頭の栄養とは、自分や人間について、正しい知識を得るために、本を読んだり、人から聞いて勉強すること
自分に適した勉強法や本は各自違う
読書も呼吸や食事と同様に、正しい習慣をつけるとよい
食事同様に一日数時間の読書は必要
食べ物の地の気、息の天の気、知識の聖の気の3つは、人間の心と体にとって不可欠の栄養