ヨガの喜び-要約 第一章 心と体の秘密-第二段階 動禅アサンス33座法7金剛合掌、合掌行法
⓫金剛合掌
【目的】
・気力の充実
・迷走神経、交換神経を強化し、バランスを安定させ、自律神経の働きを高める
・どの座法の場合も、この合掌をするとよい
【順序】
1、手の、親指だけを広げて、ほかの四つの指を垂直に立てて合掌する。てのひらの下のほうはややあけておく。
2、ひざに力を込めながら、丹田で呼吸するつもりで力強い呼吸を行う
3、合掌した手の中指にだけ力を込め、ほかの指の力をぬく。中指は背骨と直結している。中指のさきが鼻先へくるくらいのところに合掌した両手をもってくる。
4、ひじは肩の水平の線より少し下がり気味にする。
⓬合掌行法
【目的】
・観念の自己化力を高める
・おもに冥想の時に行う
・座法は結跏趺坐や半跏趺坐で行う
【順序】
1、親指と、ほかの四つの指で、三角形を描くようにして合掌。肛門に力を入れ、深く息を吸う。
2、親指の力を抜いて、三角の中心を眼の高さに保ち、その三角の中で目的物、たとえば、ロウソクの火を見つめる。
3、また、自分の観念を用いて、神などの相(姿や形)を想像する