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この本で述べていこうとするのは、人の生き方の本道、人生のあるべき理想の姿についてであり、いわば悟道者の人生像について
健康とは何か
病気とはどういう状態を指していうのか
日々健康に過ごしていくにはどうしたらよいか
働く喜びをどこに見いだすか
生き甲斐を何に求めるか
職場での悩み、家庭内の問題をどう解決するか
誰にとっても最も身近であり、最も根本的である問題に、求道者の立場から答えようというのが、この本の主旨
私たちの誰もが自らの究極目標とし、その体得に向けて絶えず努力していかねばならない、人間本来の生活の姿
その姿は、現実の生活に完全に浸りきって生きている人にはなかなか実感しにくい
虚偽で固められた、嘘と偽りの多い世界に生きている者には、本当のことを聞かされてもそれを実感として受け止めることは、かなりむずかしい
現代の現実社会へのアンチ・テーゼを提案
現代の人間が送っている生活は、ことごとく虚偽であると見倣すところから出発し、人間本来の生き方を説く
人は何かを思い出そうとするとき頭を後ろにそらし、大脳の記憶庫あたりを刺激する
考え込むときは頭を下げ、大脳皮質とくに前頭葉の働きを活発にさせる
頭を横にかしげる動作は大脳皮質と記憶庫を一致させる刺激を起こす
ヨガで記憶力を増すポーズは首を後ろに反らす動作
目を真ん中に寄せると脊髄への刺激
上へ向けると脳への刺激
下へ向けると腹部への刺激
両眼を外側に話すとアルカリ性刺激になり心が安らぐ
両眼を内側に寄せると酸性刺激になり興奮、緊張する
両目のバランスが崩れているときは内臓などの病気がある証拠
黒目が上に偏った三白眼は血液成分のかたよりによる体質のかたより
左右の黒目がどちらか一方だけ下がっているときは下がっている側の内臓が下垂している(左なら胃、右なら肝臓に異常)
無理なく目を動かすためには次の基本原則がある
①体を反らすときは目を上に
②体をかがめるときは目を下に
③体を曲げたりねじるときは目も同じ方向に向ける
目玉はいくら動かしても消耗しない器官
目が悪かったら目玉の体操をしよう
目を大きく開いて目をぐるぐる回す、遠くのもの、近くのものを交互に何回も見る、こうすることで視力はだいぶ回復する